モートン病(モートン神経腫)

足の裏、指のつけ根に痛みやしびれが出る

モートン病とは?足の指の付け根の痛み・しびれの原因

モートン病は、足の中指と薬指の間(第3-4足趾間)などに、歩行時の痛みや痺れ、灼熱感が生じる神経障害です。幅の狭い靴やハイヒールの着用、中腰作業などで足の指の付け根が圧迫され、神経が地面と靭帯に挟まれて炎症や神経腫(良性の腫れ)ができることが主な原因です。


■原因

神経が中足骨に挟まれ、圧迫され続けることが主な原因

  • 足の裏を通る神経(趾間神経)が、足の骨(中足骨)に挟まれて圧迫・摩擦されることで、炎症や神経腫が形成される
  • 特に第3・第4中足骨間(中指と薬指の間)で多く発生
  • 主な誘因:
    • つま先が細い靴やハイヒール
    • 長時間の立ち仕事や歩行
    • 偏平足や開張足(足の横アーチの低下)
    • 足の過回内(内側に倒れやすい足)

繰り返しの負荷によって神経が傷つき、神経腫と呼ばれるかたまりができて痛みやしびれが生じます


■初期症状

歩くと足指の間がしびれたり、チクチクする違和感

  • 歩行時や立っているときに足指のつけ根がピリピリ・ジンジンする
  • 中指と薬指の間に異常感覚やしびれ
  • 足裏に小石を踏んでいるような違和感
  • 靴を脱ぐと楽になるが、再び履くと痛む
  • 手で足をギュッと押すと再現される痛み(Mulder’s sign)

この段階では、靴の見直しやインソール調整、足底のストレッチで症状の改善が期待できます。


■重篤な症状・進行するとどうなる?

慢性化・神経障害が進行すると日常生活にも支障

  • 安静にしていても足趾にしびれや灼熱感が続く
  • 歩行困難やつま先荷重の制限
  • 痛みを避ける歩き方になり、膝・腰への負担が増加
  • 神経腫が大きくなると、保存療法では治りにくくなり手術が必要

■まとめ・予防と対策のポイント

  • 足に合った靴(幅広でつま先に余裕のある靴)の選択
  • インソールや足底パッドによる横アーチのサポート
  • 足裏・ふくらはぎのストレッチと筋力強化
  • 整形外科や足の専門医での診断と治療
  • 痛みが強い場合は局所注射や薬物治療を検討

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