脊柱側弯症

学校検診で「背骨が曲がっている」と指摘されませんでしたか?

側弯症(背骨の曲がり)を指摘されたらどうすればいいですか?

側弯症の疑いがある場合は、早期に整形外科で正確なレントゲン診断を受けることが重要です。成長期における進行リスクを見極め、経過観察で良いのか、装具療法や専門医への紹介が必要かを判断します。江東区周辺で側弯症のご相談なら、専門的な診断が可能な当院へお越しください。

■ 概要

脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)とは、本来であれば正面から見て真っ直ぐであるはずの背骨(脊柱)が、横方向(側方)に曲がってしまっている状態のことです。単に横に曲がるだけでなく、背骨自体のねじれ(回旋)を伴うことが多く、肋骨や腰の形にも左右差が現れます。 成長期の子供(特に思春期の女子)に多く発症しますが、初期には痛みがないことが多いため、学校検診やご家庭で偶然気づかれるケースがほとんどです。

■ 原因

側弯症にはいくつかのタイプがありますが、全体の約80%は原因が特定できない特発性側弯症です。

  • 特発性(原因不明):遺伝的な要素などが関与していると考えられていますが、はっきりとした原因は分かっていません。発症時期により乳幼児期、学童期、思春期に分けられます。
  • 先天性:生まれつき背骨の形に異常があるために起こります。
  • 症候性:神経や筋肉の病気、その他の疾患に伴って起こります。

※「姿勢が悪いから」「重いカバンを持ったから」という理由だけで発症するわけではありません。

■ 主な症状・チェックポイント

初期の側弯症には痛みがほとんどありません。そのため、見た目の変化で気づくことが重要です。以下のようなサインがないか確認してみましょう。

  • 肩の高さが左右で違う
  • 肩甲骨の出っ張りが左右で違う
  • ウエストのくびれ方が左右非対称
  • 前屈したときに、背中の高さが左右で違う(肋骨隆起)

■ 治療と当院の方針

側弯症は、成長とともに進行する場合があるため、早期発見と定期的な経過観察が非常に重要です。 当院では、レントゲン検査を用いて背骨の曲がりの角度(コブ角)を正確に計測し、進行度合いを診断します。

  • 経過観察:曲がりが軽い場合は、定期的にレントゲンを撮り、進行していないか慎重に見守ります。
  • 装具療法:進行するリスクがある場合、コルセット(装具)を着用して進行を食い止めます。
  • 専門医への紹介:曲がりが高度で手術が必要と判断される場合は、脊椎専門の高度医療機関へご紹介いたします。

「検診で指摘されたけれど、痛くないから大丈夫かな?」と放置せず、まずは一度ご相談ください。

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