アキレス腱断裂
ふくらはぎの筋肉とかかとをつなぐ腱が切れた状態
アキレス腱断裂とは、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)とかかとの骨(踵骨)をつなぐアキレス腱が部分的または完全に切れた状態を指します。 肉離れと似たような症状がありますが、肉離れはふくらはぎの「筋肉の盛り上がり部分」に痛みが出やすく、アキレス腱断裂はそれよりも下のかかとに近い「細い部分」に痛みや陥没が出ます。
特徴
- スポーツ中に多いが、日常生活でも起こる
- 30〜50代の男性に多い傾向
- 「バチッ」という断裂音を感じることがある
アキレス腱断裂
急な踏み込みやジャンプ動作が主な原因
アキレス腱断裂は、腱に急激な負荷がかかることで発生します。
主な原因
- ジャンプの着地
- 急なダッシュ・ストップ動作
- 踏み込み動作
- スポーツ中の方向転換
- 加齢による腱の変性
関連しやすいスポーツ
- バスケットボール
- バレーボール
- サッカー
- テニス
日常生活でも起こるケース
- 段差で踏み外す
- つま先立ちの動作
- 重い荷物を持った状態での踏み込み
アキレス腱断裂の症状
強い痛みと歩行困難、つま先立ちができない
アキレス腱断裂では、以下のような症状がみられます。
よくある症状
- ふくらはぎの強い痛み
- 「後ろから蹴られた」ような衝撃
- 歩行困難
- つま先立ちができない
- 断裂部にへこみを触れることがある
注意点
- 歩ける場合でも断裂していることがある
- 痛みが軽くても油断は禁物
診断方法
診察とレントゲンが基本、必要に応じてMRI
アキレス腱断裂は、診察である程度判断できますが、画像検査が補助となります。
当院で可能な検査
- 問診・触診
- トンプソンテスト(ふくらはぎを押して足が動くか確認)
レントゲン検査
- 骨の異常や腱断裂の間接所見を確認します。
MRIについて
- 断裂の程度を詳しく評価できます。
- 当院にはMRIは設置していません。
- 必要時は近隣の医療機関へ紹介し、検査が受けられるよう調整します。
アキレス腱断裂の治療方法
保存療法と手術療法があり、年齢・活動量で選択
アキレス腱断裂の治療は、保存療法と手術療法の2つがあります。
保存療法(当院で可能な治療)
適応
- 高齢者
- 活動量が比較的少ない方
- 断裂の位置や状態が保存療法に適している場合
内容
- ギプス固定・装具固定
- 痛み止めの処方
- 物理療法(電気治療・温熱療法)
※当院には理学療法士が在籍しておらず、運動療法(リハビリ指導)は行っていません。
手術療法
適応
- 若年者・スポーツ復帰を希望する方
- 断裂部の離開が大きい場合
- 保存療法での治癒が難しい場合
手術の目的
- 断裂した腱を縫合し、強度を回復させる
※当院では大きな手術は行っていません。
必要時は高次医療機関へ紹介します。
日常生活で気をつけること
再断裂を防ぐため、無理をしないことが重要
アキレス腱断裂は再断裂のリスクがあるため、日常生活での注意が必要です。
予防・対策
- 指示された期間は固定を継続する
- つま先立ちやジャンプ動作を避ける
- 段差や滑りやすい場所に注意する
- 痛みがある日は無理をしない
東陽町でふくらはぎの痛みが続く方へ
東陽町周辺でふくらはぎの痛みや断裂が疑われる場合、早めの受診が重要です。当院ではレントゲン検査や物理療法が可能で、手術やMRIが必要な場合は近隣の医療機関・高次医療機関へ紹介する体制を整えています。
まとめ
アキレス腱断裂は、ふくらはぎの筋肉とかかとをつなぐ腱が切れる外傷で、強い痛みや歩行困難が特徴です。早期の診断と適切な治療が重要で、当院ではレントゲン検査や物理療法を行い、必要時は適切な医療機関へ紹介しています。東陽町でふくらはぎの症状が気になる方は、早めの受診をおすすめします。
FAQ
Q1. アキレス腱断裂は自然に治りますか?
保存療法で改善が期待できる場合がありますが、断裂の程度によって治療が必要です。
Q2. 歩けるのに断裂していることはありますか?
あります。歩行可能でも断裂しているケースは珍しくありません。
Q3. MRIは必要ですか?
断裂の程度を詳しく評価できます。当院にはMRIがないため、必要時は近隣医療機関へ紹介します。
Q4. 当院でできる治療は何ですか?
レントゲン検査、痛み止めの処方、電気治療・温熱療法などが可能です。
Q5. リハビリは受けられますか?
当院には理学療法士が在籍しておらず、運動療法は行っていません。
Q6. 手術が必要な場合はどうなりますか?
スポーツ復帰を希望する場合などに手術が検討されます。当院では手術は行っていないため、高次医療機関へ紹介します。
Q7. 東陽町周辺でも受診できますか?
東陽町周辺でふくらはぎの痛みにお悩みの方は、当院で検査・物理療法が可能です。