骨盤骨折とは
骨盤骨折の基本( 骨盤の一部が折れるケガ)
骨盤骨折とは、骨盤を構成する腸骨・恥骨・坐骨・仙骨などの骨が折れた状態を指します。骨盤は体を支える重要な部分であり、骨折の程度によって症状や治療法が大きく異なります。
骨盤の構造
- 腸骨:腰の両側に広がる大きな骨
- 恥骨:骨盤の前側
- 坐骨:座ったときに体重がかかる部分
- 仙骨:背骨の下部に位置する骨
原因
転倒と交通事故が多い
骨盤骨折は、強い外力が加わることで起こります。
主な原因
- 転倒(高齢者に多い)
- 交通事故(若年層にも多い)
- スポーツ外傷
- 高所からの転落
骨粗しょう症との関係
骨密度が低下していると、軽い転倒でも骨盤骨折が起こることがあります。
骨盤骨折の症状
腰・骨盤の痛みと歩行困難が中心
骨盤骨折では、以下のような症状がみられます。
よくある症状
- 骨盤周囲の強い痛み
- 歩行や立ち上がりが困難
- 腰や股関節に痛みが広がる
- 内出血による腫れや皮下出血
- 重症例ではショック症状を伴うこともある
軽症の骨折では痛みが軽く、気づきにくいこともあります。
診断方法
レントゲンが基本、必要に応じてMRI
骨盤骨折の診断には画像検査が欠かせません。
当院で可能な検査
レントゲン検査
- 骨折の有無や位置を確認できます。
MRIについて
- 靭帯損傷や骨折の詳細な評価にはMRIが有用です。
- 当院にはMRIは設置していません。
- 必要と判断した場合は、近隣の医療機関へ紹介し、検査が受けられるよう調整します。
骨盤骨折の治療方法
軽症は保存療法、重症は手術が必要
骨盤骨折の治療は、骨折の種類や重症度によって異なります。
保存療法(当院で可能な治療)
- 痛み止めの処方
- 安静・荷重制限
手術療法
以下のような場合は手術が検討されます。
- 骨盤が大きくずれている
- 内臓損傷を伴う
- 歩行が困難な重症例
※当院では大きな手術は行っていません。
手術が必要と判断される場合は、高次医療機関へ紹介し、適切な治療につながるようサポートします。
リハビリについて
当院では物理療法のみ実施
骨盤骨折後のリハビリは重要ですが、当院で実施できる内容には限りがあります。
当院で可能なリハビリ
- 電気治療
- 温熱療法
当院で行っていないリハビリ
理学療法士による運動療法
必要に応じて、リハビリが充実した医療機関へ紹介することも可能です。
日常生活で気をつけること
再発予防と転倒予防が重要
骨盤骨折は再発しやすいため、日常生活での予防が大切です。
予防のポイント
- 室内の段差や滑りやすい場所を改善する
- 手すりを設置する
- 骨粗しょう症の治療を継続する
- 筋力低下を防ぐための軽い運動(医師の指示の範囲で)
東陽町で骨盤の痛みが続く方へ
東陽町周辺で転倒後の骨盤痛が続く場合、骨盤骨折の可能性があります。当院ではレントゲン検査や物理療法が可能で、MRIや手術が必要な場合は近隣の医療機関・高次医療機関へ紹介する体制を整えています。
まとめ
骨盤骨折は、転倒や交通事故などで起こる骨折で、痛みや歩行困難を伴います。軽症例は保存療法で改善が期待できますが、重症例では手術が必要となることがあります。当院ではレントゲン検査や物理療法を行い、必要に応じて適切な医療機関へ紹介しています。東陽町で骨盤の痛みが続く方は、早めの受診をおすすめします。
FAQ
Q1. 骨盤骨折は自然に治りますか?
軽症例では保存療法で改善することがありますが、重症例では治療が必要です。
Q2. 転倒後に歩ける場合でも骨折の可能性はありますか?
あります。痛みが続く場合はレントゲン検査を受けることをおすすめします。
Q3. MRIは必要ですか?
骨折の詳細評価に有用です。当院にはMRIがないため、必要時は近隣医療機関へ紹介します。
Q4. 当院で手術はできますか?
大きな手術は行っていません。手術が必要な場合は高次医療機関へ紹介します。
Q5. リハビリはどのような内容ですか?
当院では電気治療・温熱療法などの物理療法のみ行っています。
Q6. どんな症状があれば受診すべきですか?
骨盤周囲の痛み、歩行困難、腫れ、皮下出血などがある場合は受診をおすすめします。
Q7. 東陽町周辺でも受診できますか?
東陽町周辺で骨盤の痛みにお悩みの方は、当院で検査・物理療法が可能です。