大腿骨頚部骨折とは
股関節の付け根が折れる骨折
大腿骨頚部骨折とは、太ももの骨(大腿骨)の付け根にある「頚部」と呼ばれる細い部分が折れる骨折です。転倒をきっかけに起こることが多く、高齢者に多い骨折として知られています。
大腿骨頚部の特徴
- 骨が細く、加齢で弱くなりやすい
- 血流が乏しいため、骨折後に治りにくいことがある
- 骨折すると歩行が困難になることが多い
大腿骨頚部骨折の原因
転倒が最も多い
大腿骨頚部骨折の多くは、日常生活での転倒が原因です。
主な原因
- 転倒(最も多い)
- 骨粗鬆症による骨の脆弱化
- 加齢による筋力低下・バランス能力の低下
- 交通事故などの強い外力
骨粗しょう症との関係
骨粗鬆症によって骨密度が低下していると、軽い転倒でも骨折しやすくなります。
大腿骨頚部骨折の症状
歩けない・股関節が強く痛む
大腿骨頚部骨折では、以下の症状がみられます。
主な症状
- 立ち上がれない、歩けない
- 股関節や太ももの付け根の強い痛み
- 足を動かすと痛みが増す
- 足が外側に向いてしまう(外旋位)
- 足の長さが左右で違って見える
症状が軽い場合でも骨折していることがあるため、転倒後に痛みが続く場合は早めの受診が大切です。
診断方法
レントゲンが基本、必要に応じてMRI
大腿骨頚部骨折は画像検査で診断します。
当院で可能な検査
レントゲン検査
- 骨折の有無や位置を確認できます。
MRIについて
- 初期の骨折ではレントゲンに写らないことがあります。
- MRIは早期診断に有用ですが、当院にはMRIは設置していません。
- 必要と判断した場合は、近隣の医療機関へ紹介し、検査が受けられるよう調整します。
治療方法
多くは手術が必要
大腿骨頚部骨折は、骨の位置や血流の問題から、手術が選択されることが一般的です。
手術療法
代表的な手術には以下があります。
人工骨頭置換術
- 折れた部分を人工の骨頭に置き換える方法。
骨接合術
- 金属のネジやプレートで骨を固定する方法。
※当院では大きな手術は行っていません。
手術が必要と判断される場合は、高次医療機関へ紹介し、適切な治療につながるようサポートします。
リハビリについて
当院では物理療法のみ実施
大腿骨頚部骨折後のリハビリは重要ですが、当院で実施できる内容には限りがあります。
当院で可能なリハビリ
当院では物理療法を中心としたリハビリテーションを行っています。
- 電気治療
- 温熱療法
当院で行っていないリハビリ
理学療法士による運動療法
- 在籍していません。
必要に応じて、リハビリが充実した医療機関へ紹介することも可能です。
日常生活で気をつけること
再発予防と転倒予防が重要
大腿骨頚部骨折は再発しやすいため、日常生活での予防が大切です。
予防のポイント
- 室内の段差や滑りやすい場所を改善する
- 手すりを設置する
- 骨粗しょう症の治療を継続する
- 筋力低下を防ぐための軽い運動(医師の指示の範囲で)
東陽町で股関節の痛みが続く方へ
東陽町周辺で転倒後の股関節痛が続く場合、大腿骨頚部骨折の可能性があります。当院ではレントゲン検査や物理療法が可能で、MRIや手術が必要な場合は近隣の医療機関・高次医療機関へ紹介する体制を整えています。
まとめ
大腿骨頚部骨折は、転倒をきっかけに起こりやすい骨折で、歩行困難や強い痛みを伴います。多くの場合は手術が必要となるため、早期診断が重要です。当院ではレントゲン検査や物理療法を行い、必要に応じてMRI検査や手術対応が可能な医療機関へ紹介しています。東陽町で股関節の痛みが続く方は、早めの受診をおすすめします。
FAQ
Q1. 大腿骨頚部骨折は自然に治りますか?
自然に治ることは少なく、多くの場合は手術が検討されます。
Q2. 転倒後に歩ける場合でも骨折の可能性はありますか?
あります。痛みが続く場合はレントゲン検査を受けることをおすすめします。
Q3. MRIは必要ですか?
初期の骨折ではレントゲンに写らないことがあり、MRIが有用です。当院にはMRIがないため、必要時は近隣医療機関へ紹介します。
Q4. 当院で手術はできますか?
大きな手術は行っていません。手術が必要な場合は高次医療機関へ紹介します。
Q5. リハビリはどのような内容ですか?
当院では電気治療・温熱療法などの物理療法のみ行っています。理学療法士による運動療法は実施していません。
Q6. どんな症状があれば受診すべきですか?
転倒後の股関節痛、歩行困難、足の向きの異常などがある場合は受診をおすすめします。
Q7. 東陽町周辺でも受診できますか?
東陽町周辺で股関節の痛みにお悩みの方は、当院でレントゲン検査や物理療法が可能です。