キーンベック病

キーンベック病とは

キーンベック病とは、手首の中央にある「月状骨(げつじょうこつ)」という骨が血流障害により壊死してしまう疾患です。進行性であり、放置すると骨が潰れ、手首の変形や可動域制限につながることがあります。

キーンベック病原因

月状骨への血流が低下することが主な原因で、外傷や手首の使いすぎが関係します。

主な原因

手首の繰り返しの負担(最も多い)  

  •  建設作業、工具使用、スポーツなど。

外傷の影響  

  •  手首の捻挫や打撲後に発症することがあります。

血流の問題  

  •  月状骨への血流がもともと乏しい人は発症しやすいとされています。

骨の形状の個人差  

  •  橈骨と尺骨の長さのバランス(尺骨短縮など)が影響することがあります。

発症しやすい人の特徴

  • 手首を酷使する職業
  • スポーツ選手(野球、テニス、体操など)
  • 20〜40代の男性に多い傾向

キーンベック病症状

手首の慢性的な痛みと可動域制限が特徴で、進行すると変形が生じます。

よくみられる症状

  • 手首の痛み(特に手をついた時)
  • 握力低下
  • 手首の腫れ(軽度)
  • 動かしにくさ
  • 手首のだるさ

進行すると現れる症状

  • 月状骨の潰れによる変形
  • 手首の可動域制限
  • 慢性的な痛み

注意が必要な症状

  • 痛みが数週間〜数ヶ月続く
  • 仕事やスポーツに支障が出る
  • 手首の動きが明らかに悪くなる

検査方法

X線で骨の変化を確認し、必要に応じてMRIで早期診断を行います。

主な検査

問診・視診・触診  

  •  痛みの部位や手首の動きを確認します。

X線検査(レントゲン)  

  •  月状骨の硬化、潰れ、変形を確認します。

治療方法

保存療法が中心で、進行度に応じて治療方針が変わります。

保存療法

東陽町リハビリ整形外科クリニックでは、

以下の治療を中心に行います。

手首の安静・固定  

  •  痛みが強い時期は負担を減らすことが重要です。

物理療法(電気治療・温熱療法)  

当院では物理療法を中心としたリハビリテーションを行っています。

  •  痛みの軽減や血流改善を目的とします。

薬物療法  

  •  痛み止めや炎症を抑える薬を使用します。

一般的に行われる治療

※当院では実施していませんが、一般的な治療として知られています。

  • 装具による長期固定
  • 手首の負担軽減のためのリハビリ
  • 骨の血流改善を目的とした治療

手術療法

以下の場合に検討されます。

  • 月状骨の潰れが進行している
  • 保存療法で改善しない
  • 手首の変形が強い

※当院は保存療法(注射・物理療法・薬物療法)に特化しており、手術が必要と判断した場合は高次医療機関へスムーズにご案内します。

経過と治癒期間

進行性の疾患であり、早期発見と負担軽減が重要です。

一般的な経過

  • 初期:痛みが軽度で、X線で変化が少ない
  • 中期:月状骨が硬化し、痛みが増す
  • 進行期:骨が潰れ、手首の変形が生じる

回復のポイント

  • 手首の負担を減らす
  • 痛みが強い時期は安静を保つ
  • 早期の診察で進行を抑える

予防方法

手首への負担を減らし、適切な姿勢と動作を心がけることが予防につながります。

日常でできる予防

  • 手首を酷使しない
  • 長時間の作業時は休憩を入れる
  • スマホやパソコンの姿勢を見直す
  • 手首のストレッチ

受診のタイミング

手首の痛みが続く場合は早めの受診が安心です。

受診をおすすめするケース

  • 手首の痛みが数週間続く
  • 握力が低下してきた
  • 手首の動きが悪い
  • 腫れは少ないのに痛みが強い
  • スポーツや仕事に支障がある

東陽町で受診するメリット

東陽町はデスクワークや手作業が多い地域で、手首の負担が蓄積しやすい環境です。

当院では診察・X線検査・物理療法を中心に対応し、必要に応じてMRI検査や手術が可能な医療機関へ紹介する体制を整えています。

まとめ

キーンベック病は、手首の月状骨が血流障害により壊死する進行性の疾患です。早期の診察と適切な負担軽減が重要です。東陽町リハビリ整形外科クリニックでは、診察・X線検査・物理療法を中心に対応し、必要に応じて高次医療機関へ紹介する体制を整えています。

FAQ

Q1. キーンベック病は自然に治りますか?

進行性の疾患であり、自然治癒は難しいとされています。

Q2. 手首の痛みが続くのはキーンベック病ですか?

可能性はありますが、他の疾患でも起こるため診察が必要です。

Q3. MRI検査は必要ですか?

早期診断に有用ですが、当院にはMRI設備がありません。必要時は近隣の医療機関へ紹介します。

Q4. 手術が必要になることはありますか?

進行例や変形が強い場合に検討されます。

Q5. 当院でできる治療は何ですか?

物理療法、薬物療法、手首の安静指導、X線検査が中心です。

Q6. デスクワークでキーンベック病になりますか?

手首の負担が蓄積すると発症リスクが高まることがあります。

Q7. 放置するとどうなりますか?

月状骨が潰れ、手首の変形や可動域制限が残る可能性があります。

Q8. どれくらいで治りますか?

進行度により異なり、長期的な経過観察が必要なことがあります。

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