筋筋膜性腰痛症とは

筋筋膜性腰痛症とは、腰の筋肉や筋膜(筋肉を包む膜)に過度な負担がかかることで炎症や緊張が生じ、痛みを引き起こす疾患です。急性腰痛の原因として最も多く、慢性腰痛の背景にも関与することがあります。

筋筋膜性腰痛症の原因

筋肉への過度な負担や姿勢の乱れが主な原因です。

主な原因

  • 長時間の同じ姿勢(デスクワークなど)
  • 中腰姿勢の継続
  • 重い物を持ち上げる動作
  • 運動不足による筋力低下
  • ストレスによる筋緊張
  • 寒冷による血流低下

発症のメカニズム

筋肉に負担がかかり続けると、筋繊維が微細に損傷したり、筋膜が硬くなったりします。その結果、血流が悪くなり、痛み物質が蓄積して腰痛が生じます。筋肉の「こり」や「張り」が強くなると、動作時の痛みが増えることがあります。

筋筋膜性腰痛症の症状

腰の鈍い痛みや張り感が中心で、動作により悪化しやすいです。

よくみられる症状

  • 腰の鈍い痛み
  • 腰の張り・こり
  • 前かがみや立ち上がりで痛みが増す
  • 長時間座ると痛みが強くなる
  • 朝のこわばり

注意すべき症状

以下の症状がある場合は、別の疾患の可能性があります。

  • 脚のしびれ
  • 脚の力が入りにくい
  • 排尿・排便の異常

これらがある場合は早めの受診が必要です。

筋筋膜性腰痛症の検査

診察が中心で、必要に応じて画像検査を行います。

主な検査

  • 身体診察:筋肉の緊張、圧痛点、動作時の痛みを確認
  • X線検査:骨の異常や他疾患の除外
  • MRI検査:椎間板や神経の状態を評価(必要時のみ)

MRI検査について

東陽町リハビリ整形外科クリニックには MRI設備はありません

必要な場合は近隣の医療機関へ紹介し、適切な検査が受けられるよう体制を整えています。

筋筋膜性腰痛症の治療

保存療法(手術以外の治療)が中心で、多くは改善が期待できます。

注射療法

痛みが強い場合、患部に麻酔薬のトリガーポイント注射をすることがあります。

保存療法(手術以外の治療)

薬物療法

痛みや炎症を抑える薬を使用します。薬の種類は症状に応じて医療機関で判断されます。

物理療法(当院で実施)

当院では物理療法を中心としたリハビリテーションを行っています。

  • 電気治療
  • 温熱療法

血流改善や筋緊張の緩和を目的とした補助的な治療です。

手術が必要な場合

筋筋膜性腰痛症そのものでは手術は必要ありません。

ただし、以下の場合は別の疾患が疑われます。

  • 神経症状が強い
  • 痛みが長期間続く
  • 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を合併している

当院では 大きな手術は行っていません

必要時は高次医療機関へ紹介し、適切な治療につながるようサポートします。

筋筋膜性腰痛症の予防とセルフケア

姿勢の改善と筋肉のケアが予防に役立ちます。

予防のポイント

  • 正しい姿勢を保つ
  • 長時間同じ姿勢を避ける
  • 適度な運動(ウォーキングなど)
  • 腰に負担をかけない動作を意識
  • ストレス管理

自宅でできるセルフケア

  • 温めて血流を良くする
  • 軽いストレッチ(痛みが強い場合は控える)
  • こまめに休憩をとる
  • コルセットの一時的な使用(長期使用は推奨されない)

受診のタイミング

痛みが続く・悪化する場合は早めの受診が大切です。

受診を検討すべき症状

  • 腰痛が長引く
  • 動作時の痛みが強い
  • 日常生活に支障がある
  • 脚のしびれがある

東陽町周辺で腰痛にお悩みの方も、気軽にご相談ください。

当院でできること

診察・X線検査・物理療法を中心に対応し、必要時は専門医療機関へ紹介します。

当院の対応内容

  • 診察
  • X線検査
  • 血液検査
  • 物理療法(電気治療・温熱療法)
  • 症状に応じた薬物療法の提案
  • MRI検査・手術が必要な場合の紹介体制

東陽町リハビリ整形外科クリニックでは、地域の方が安心して受診できる環境を整えています。

まとめ

筋筋膜性腰痛症は、筋肉や筋膜の緊張・炎症が原因で起こる腰痛で、多くは保存療法で改善が期待できます。姿勢の改善や生活習慣の見直しも重要です。当院では診察・X線検査・物理療法を中心に対応し、MRI検査や手術が必要な場合は適切な医療機関へ紹介しています。

FAQ

Q1. 筋筋膜性腰痛症は自然に治りますか?  

A. 軽症であれば改善することもありますが、痛みが続く場合は受診が推奨されます。

Q2. どんな症状が出たら受診すべきですか?  

A. 腰痛が続く、動作時に痛みが強い、脚のしびれがある場合は受診が必要です。

Q3. 当院でリハビリは受けられますか?  

A. 理学療法士による運動療法は行っていませんが、電気治療・温熱療法などの物理療法を実施しています。

Q4. MRI検査はできますか?  

A. 当院にはMRI設備はありません。必要時は近隣の医療機関へ紹介します。

Q5. 手術が必要になることはありますか?  

A. 筋筋膜性腰痛症そのものでは手術は必要ありませんが、他の疾患が疑われる場合は検討されます。

Q6. 自宅でできる対処法はありますか?  

A. 温める、軽いストレッチ、姿勢の改善などが役立つことがあります。

Q7. コルセットは使っても良いですか?  

A. 一時的な使用は痛みの軽減に役立ちますが、長期使用は筋力低下につながるため注意が必要です。

Q8. ストレスで腰痛が悪化することはありますか?  

A. はい。ストレスは筋緊張を高め、痛みの悪化につながることがあります。

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